
初午大祭
初午大祭(はつうまたいさい)は、伏見稲荷大社の初春第一の祭典
稲荷大神が初めて稲荷山に鎮座した日が、2月初午の日であったといわれることにちなむ
初午大祭:目次
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基本情報
期日:2月初午の日
場所:伏見稲荷大社 京都市伏見区深草藪之内町
別称:福参り、初午詣
Map 情報
【経緯】
奈良時代中期
711年(皇紀1371)和銅4年初午の日
秦伊呂具が、稲荷山の三ヶ峰(みつかみね)に、宇迦之御魂神・佐田彦大神・大宮能売大神の3柱を創祀したのが伏見稲荷大社の由来
平安時代より
2月初午の日には、稲荷山へ参詣する風習があたっといわれる
【初午大祭】
<初午の稲荷詣>
2月初午の日
稲荷山へ参詣し、御神木である杉の小枝を挿し、商売繁昌、家内安全を祈願する
前日の巳の日から、境内は全国からの多くの参詣者で賑わう
<しるしの杉>
商売繁盛・家内安全の御符(しるし)として、参拝者に授与されている
杉は、稲荷大社のご神木で、勢いよく生育すること(昌ん)から、「椙(すぎ)」とも書かれ、「冨の木」ともされ、
杉を授かると家が栄えるといわれる
家に持ち帰り植えて根がつけば、その年は吉といわれる
<きつね面>
2月最初の午の日 伏見稲荷大社の初午大祭のときに食べる干菓子
<畑菜の辛子和え>
毎年、2月初午の日には、伏見稲荷大社を創建した秦伊呂具を偲び、発声が似ている「畑菜(はたけな)」と、
お使いの狐の好物の「辛子(からし)」と「油揚げ」をいただくと縁起がいいといわれる