
四神相応之地(しじんそうおうのち)
天の四方の方角を司る「四神」の存在に最もふさわしいとされる地形が存在する土地。
中国の占いである風水がもとになっている
別称:四地相応
平安京では、
東の神「青龍」には、大きく流れる大川として、鴨川
西の神「白虎」には、幅の広い道路や大通りなどの大道として、山陰道
南の神「朱雀」には、周囲の土地よりも低くい大池として、巨椋池(おぐらいけ)
北の神「玄武」には、大岩や丘陵として、船岡山
方 角 | 四 神 | 地 勢 | 平安京 | 江 戸 |
東 | 青 龍 | 大 川 | 鴨川 | 平川 |
西 | 白 虎 | 大 道 | 山陰道 | 甲州街道 |
南 | 朱 雀 | 大 池 | 巨椋池 | 江戸湾 |
北 | 玄 武 | 大 岩 | 船岡山 | 麹町台地 |
北 東 | 鬼 門 | * * | 比叡山 延暦寺 | 上野山寛永寺 |
北東の鬼門には、比叡山 延暦寺が位置する
平安京の他にも、朝鮮の漢陽(現在のソウル)、江戸がこの地勢にあわせて造営されている