auto-n8mFS2.jpg

四神相応之地(しじんそうおうのち)
天の四方の方角を司る「四神」の存在に最もふさわしいとされる地形が存在する土地。
中国の占いである風水がもとになっている
別称:四地相応

 平安京では、
 東の神「青龍」には、大きく流れる大川として、鴨川
 西の神「白虎」には、幅の広い道路や大通りなどの大道として、山陰道
 南の神「朱雀」には、周囲の土地よりも低くい大池として、巨椋池(おぐらいけ)
 北の神「玄武」には、大岩や丘陵として、船岡山

方 角四 神地 勢平安京江 戸
青 龍大 川鴨川平川
西白 虎大 道山陰道甲州街道
朱 雀大 池巨椋池江戸湾
玄 武大 岩船岡山麹町台地
北 東鬼 門* *比叡山 延暦寺上野山寛永寺

北東の鬼門には、比叡山 延暦寺が位置する
 平安京の他にも、朝鮮の漢陽(現在のソウル)、江戸がこの地勢にあわせて造営されている