菩薩
悟りを目指す者の修行中の優美な姿
基本情報
「菩薩」とは、サンスクリット語で悟りを求める者
自らの悟りを求めると同時に、多くの人びとを救うために修行をしていて、如来になることが約束された者
観音の種類
聖観音(しょうかんのん)
馬頭観音(ばとうかんのん)
准胝観音(じゅんていかんのん)
十一面観音(じゅういちめんかんのん)
十一面であらゆる人びとを見守り続ける
千手観音(ぜんじゅかんのん)
千の眼で見つめ千の手で救う
「千手千眼観自在菩薩(せんじゅせんげんかんじざいぼさつ)の略
千本の掌(てのひら)に一ずつ眼を持ち、頭上には十一面(もしくは二十七面)、額には縦に一眼をもち、あますところなく無限の世界の人々を見守る
一本の手で二十五の世界を救うとされ、四十本の脇手(わきしゅ)と本来の二本を合わせて四十二本の手で表現される
「二十八部衆(天部)」千手観音に従う二十八の神々がいる