
4月行事
※注意:このHPの内容(京都情報)は、京都通百科事典より転記しております
京都行事:4/1-4/30
行事予定は、通年内容の為、日程含め神社仏閣のHP等にて詳細を確認してください
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4/5日間 春季一般公開:京都御所
4/中酉の日 中酉祭:松尾大社、梅宮大社
4/1-15 観桜茶会:平安神宮
4/1-30 都をどり:祇園甲部歌舞練場:井上流
4/第1土曜~第3日曜 京おどり:宮川町歌舞練場:若柳流
4/2 松尾大社例祭:松尾大社:茂山千五郎家の狂言
4/4 護王大祭:護王神社:和気清麻呂の命日
4/第2土日・第3日曜 嵯峨大念仏狂言:清凉寺
4/第2日曜 賀茂曲水宴:上賀茂神社
4/第2日曜 やすらい祭:今宮神社
4/第2日曜 吉野太夫花供養:常照寺
4/中旬-15 花供養:鞍馬寺
4/10 桜花祭神幸祭:平野神社
4/14 春季例祭:白峯神宮:蹴鞠
4/15 華道祭:大覚寺:嵯峨天皇の命日
4/15 京都中央市場春祭:市比賣神社
4/第3金土日曜 方除大祭:城南宮
4/第3日曜 豊太閤花見行列:醍醐寺
4/第3日曜 さくら祭:地主神社
4/17 例大祭:御香宮神社
4/18-25 御忌大会:知恩院:法然上人の命日
4/18 私大祭(鎮花祭):出雲大神宮
4/19 祈願絵馬焼納式:北野天満宮
4/19 御身拭式:清凉寺
4/20 開山降誕会:建仁寺:四頭茶会
4/20以後の日曜松尾祭(神幸祭):松尾大社:神輿渡御祭
4/25 吉祥院六斎念仏踊り:吉祥院天満宮
4/29 曲水の宴:城南宮
4/29 藤花祭:西院春日神社
4/29 中堂寺六斎念仏:伏見稲荷大社御旅所
4/29-5/5 壬生大念仏狂言:壬生寺
2020.4月 京都行事情報
今年2020年の開催については、別途確認をしてください
5/1(金)-5(火)藤森祭:藤森神社
毎年5月1日(金曜)から5日(火曜)まで、伏見区深草の藤森神社では、藤森祭が行われます
藤森神社は、勝運と馬の神社として、騎手や競馬関係者に信仰を得ています
最終日の5日には、駈馬神事やお神輿の巡行、武者行列、神楽奉納などが行われます
駈馬神事(かけうましんじ)は、境内の馬場で13時と15時に行われます
781年の戦の馬術を再現した曲乗りは、スリルも迫力も満点ですよ
4/10(金)-5/5(火) 山吹まつり:松尾大社
毎年4/10から5月5日(火曜)まで、嵐山の南にある松尾大社では、山吹まつりが行われています
四条通の西の突き当りにあるのが松尾大社、東の突き当りには八坂神社がありますよ
松尾大社には、お酒造りの神さんが祀られています
境内には、数千株の山吹があり、キレイな黄色の花が見頃を迎えます
4/29 曲水の宴:城南宮
毎年4月29日(水曜)14時頃から、伏見区鳥羽離宮にある城南宮では、曲水の宴が行われます
城南宮は、平安京に遷都されたときに、王城の南の守護神として創建された神社です
曲水の宴では、平安装束を身にまとった7人の男女が、「楽水苑」の曲がりくねった小川のほとりに座り、川を流れてくる盃(さかずき)が目の前に着くまでに歌を詠みます
宴の間には舞なども披露されますよ
4/29 中堂寺六斎念仏:伏見稲荷大社御旅所
毎年4月29日(水曜)19時30分から、京都駅の南にある伏見稲荷大社御旅所では、中堂寺六斎念仏氏子祭での奉納が行われます
六斎踊は、平安時代に疫病がはやったときに、空也上人が始めた念仏踊が由来です
その伝統を守り続けられている中堂寺六斎会により奉納されます
「橋弁慶」や「祇園ばやし」「山姥(やまんば)」「獅子と土蜘蛛」などの演目が行われます
4/29-5/5 壬生大念仏狂言:壬生寺
毎年4月29日(水曜)から5/5(火曜)まで、中京区仏光寺通にある壬生寺では、壬生狂言が行われます
壬生狂言は、鎌倉時代から円覚上人が布教のため唱えた融通念仏が由来です
「壬生さんのカンデンデン」と民衆に親しまれてきた仏教無言劇です
重要無形民俗文化財にも指定されています
毎日13時から17時30分頃まで、30番ある曲目の中から毎日5番づつ上演されます
写真の「炮烙割」では、炮烙を次々に落として割る演目で、迫力がありますよ
京都三大念仏狂言の一つ
4/26(日)松尾祭(神幸祭):松尾大社
今年は4月26日(日曜)の10時頃から、嵐山の松尾大社では、松尾祭の神幸祭(おいで)が行われます
1000年以上の歴史があるお祭です
11時頃、松尾七社のお神輿と唐櫃が境内を出て、12時30分頃、桂大橋付近から桂川を舟で渡ります
そして、西七条御旅所へ向かい17時頃に到着します
その後、お神輿は、5月12日まで西七条御旅所におかれています
神輿渡御祭 船渡御
4/25(土)吉祥院六斎念仏(春季大祭):吉祥院天満宮
毎年4月25日(土曜)20時頃から21時頃まで、南区西大路十条にある吉祥院天満宮では、吉祥院六斎念仏(春季大祭)が行われます
吉祥院天満宮は、菅原道真の誕生の地に、菅原道真が亡くなってから31年目にして、一番最初に創建された天満宮さんです
吉祥院六斎念仏は、重要無形民俗文化財に指定されている伝統行事で、春と夏の年2回奉納されます
笛や鉦、太鼓に合わせて獅子舞などが演じられるんですよ
4/23 (木)法然上人御忌大会:百萬遍知恩寺
毎年4月23日(木曜)から25日(土曜)の10時頃から、左京区田中にある百萬遍知恩寺では、法然上人御忌大会(ぎょきだいえ)が行われます
宗祖の法然上人の命日の法要です
病気平癒を祈願しながら、写真のように、御影堂を一巡りする巨大な数珠を参詣者みんなで持って、念仏を唱えながら回す「大念珠繰り」が行われますよ
4/25 吉祥院六斎念仏踊り:吉祥院天満宮
毎年4月25日(土曜)20時頃から21時頃まで、南区西大路十条にある吉祥院天満宮では、吉祥院六斎念仏(春季大祭)が行われます
吉祥院天満宮は、菅原道真の誕生の地に、菅原道真が亡くなってから31年目にして、一番最初に創建された天満宮さんです
吉祥院六斎念仏は、重要無形民俗文化財に指定されている伝統行事で、春と夏の年2回奉納されます
笛や鉦、太鼓に合わせて獅子舞などが演じられるんですよ
4/21 (火)正御影供:東寺
毎年4月21日(今年は火曜)9時頃から、京都駅の南西にある東寺では、正御影供(しょうみえく)が行われます
東寺は、794年に、平安京が作られたときに、平安京の正門にあたる羅城門の東西に作られた2つの寺院の一つです
唐から戻った弘法大師 空海が、嵯峨天皇から下賜されて、真言密教の根本道場として栄えました
835年4月21日(新暦)に、弘法大師 空海が、高野山奥の院で入定された命日にあたり、報恩に感謝する法要です
この日にだけ、灌頂院(かんじょういん)の北門が開かれ、閼伽井(あかい)に掲げられた絵馬が公開されます
絵馬は3枚あり、真ん中が今年、左が一昨年、右が昨年のものです
4/19 (日)稲荷祭の神幸祭:伏見稲荷大社
今年は4月19日(日曜)11時頃から、伏見稲荷大社では、稲荷祭の神幸祭が行われます
平安時代の1040年には行われていた古いお祭です
年に1度、稲荷大神さんが氏子区域を巡幸されるお祭です
14時頃、稲荷大神を乗せた5基のお神輿が境内を出発し、京都駅近くの西九条御旅所へ向かいます
そこで、5月3日の還幸祭まで奉安殿に安置されます
4/19 御身拭式:清凉寺
毎年4月19日(日曜)14時頃から、嵯峨野の清凉寺では、御身拭式(おみぬぐいしき)が行われます
本堂で、法要が営まれて、住職さんが浄布で釈迦如来像を拭います
お釈迦様を拭った布でつくった経帷子(きょうかたびら)を死出の旅に着ると極楽往生できるといわれています
ご希望者には浄布がいただけますよ
4/18-25 御忌大会:知恩院
法然上人の命日
毎年4月18日(土曜)から25日(土曜)まで、東山にある知恩院では、御忌大会(ぎょきだいえ)が行われます
浄土宗を開かれた念仏の元祖の法然上人の命日にちなんで行われる忌日法要です
全国から浄土宗僧侶が集まり、華やかなお練りで御影堂内に入ります
三門楼上で夜通し念仏する「ミッドナイト念仏 in 御忌」は18日の20時から翌朝19日朝7時行われますよ
4/18 私大祭(鎮花祭):出雲大神宮
京都府無形文化財 風流花踊 出雲風流花踊
毎年4月18日(土曜)10時頃から、亀岡の出雲大神宮では、鎮花祭(ちんかさい)が行われます
出雲大神宮の祭神は、縁結びの神さんでもある大国主命と后神の三穂津姫命です
天孫への国譲りの後には、現在の島根の出雲大社に鎮座されており、元出雲とされています
神事の後には出雲風流花踊り(京都府無形民俗文化財)が奉納されますよ
4/18 例祭:吉田神社
毎年4月18日(土曜)10時30分頃から、京都大学の南東、吉田山(神楽岡)の麓にある吉田神社では、例祭が行われます
例祭は一番重要な神事で、吉田神社創建に由来する祭事です
御棚神饌という調理された特別な御供がお供えされ、春日南都楽所による倭舞(やまとまい)などが奉納されます
4/14 春季例祭:白峯神宮
毎年4月14日(火曜)10時30分頃から、今出川堀川にある白峯神宮では、春季例大祭が行われます
摂社の地主神は、飛鳥井家の旧鎮守社で、蹴鞠道の神さんである精大明神が祀られています
サッカー選手などの参拝も多く、サッカーボールも多くさん奉納されています
11時半頃からは、蹴鞠が奉納されますよ 淳仁天皇祭
4/第2日曜 吉野太夫花供養:常照寺
毎年4月12日(日曜)には、北区鷹峯の常照寺では、吉野太夫花供養が行われます
島原の名妓だった吉野太夫を偲ぶ催しです
10時頃から島原太夫の道中が行われ、法要と吉野太夫墓前供養が行われ、太夫の舞や三胡演奏が行われます
9時頃からは、遺芳庵などで野点席のお点前が行われますよ
4/第3日曜 豊太閤花見行列:醍醐寺
今年は4月12日(日曜)の13時頃から15時に、伏見の醍醐寺で、豊太閤花見行列が行われます
桃山時代から「醍醐の桜」といわれるほど、境内には枝垂れ桜・染井吉野・山桜・八重桜など1000本の桜があります
慶長3年(1598年)に行われた太閤秀吉観桜の様子を再現した行列が進行します
醍醐寺桜会は21日まで行われていますよ
4/15 華道祭:大覚寺
今年は4月12日(日曜)から14日(火曜)の3日間、右京区嵯峨大沢にある大覚寺では、華道祭が行われます
嵯峨天皇の命日(4月15日)にちなんで、嵯峨天皇の遺徳を偲び、平安絵巻さながらの献花法要が行われます
大覚寺は、嵯峨天皇に始まるという華道嵯峨御流の総司所でもあり、いけばな展も行われます
大沢池では、唐から伝わった龍や鷁の頭部を舳先に飾った「龍頭鷁首舟」に乗ってお茶もいただけますよ
4/12(日) やすらい祭:今宮神社
今年は4月12日(日曜)に、北区紫野の今宮神社では、やすらい祭が行われます
平安時代からのお祭で、桜や椿で飾った風流傘や、赤毛をつけた子鬼2人、鉦や太鼓を打ち鳴らして踊る4人の鬼が巡行します
摂社の疫神社の疫病退散を祈願して行われるお祭です
12時すぎに光念寺を出発して、15時頃に今宮神社に到着します
京都三大奇祭 鎮花祭 あぶり餅
4/12(日)中酉祭:松尾大社
今年は4月12日(日曜)11時頃から、嵐山の南、桂川の西岸にある松尾大社では、中酉祭が行われます
松尾大社には、お酒造りの神さんが祀られています
娘の木花咲耶姫が、天孫の邇邇芸命の子供を生んだときに大喜びをしてお酒を造って、天地の神々に振る舞ったのが最初のお酒なんだそうですよ
境内の霊泉の「亀の井」の水を醸造の時に混ぜると酒が腐らないといわれています
中酉祭は、醸造感謝祭ともいわれ、全国から醸造家や愛酒家の参拝で賑わいます
昔からお酒造りは「卯の日」に始まり「酉の日」に終えるという習わしから
4月の酉の日(とりのひ)に中酉祭が行われます
4/12(日)賀茂曲水宴:上賀茂神社
今年は4月12日(日曜)13時頃から、上賀茂神社では、賀茂曲水宴が行われます
平安時代末期の1182年に行われた歌会が始まりです
渉渓園にて「ならの小川」からの分流で、斎王代や、歌人、冷泉家時雨亭文庫の方々によって和歌が披講されます
管弦の弾吹奏や、野点の席も設けられています
4/12(日)さくら祭:地主神社
今年は4月12日(日曜)の10時頃から、清水寺の境内にある地主神社で、えんむすび祈願さくら祭が行われます
桜には神さんが宿るといわれます
白川女による桜の献花と、謡曲「田村」「熊野」の奉納が行われ、松尾芭蕉の師の北村季吟の献句「地主からは木の間の花の都かな」を句碑前で献詠されます
一本の木に八重と一重の花が同時に咲く珍しい地主桜があります
嵯峨天皇さんが、あまりの美しさに、3度、御車を引き返されたといわれ「御車返しの桜」ともいわれています
桜の神さんにより良縁を授かることを祈願されます
4/13(月)十三まいり:虚空蔵法輪寺
毎年4月13日(月曜)は、嵯峨の虚空蔵法輪寺で行われている、十三まいりの中日にあたります
十三まいりは、公家の成人式が由来といわれて、数え年で13歳になる子供たちが虚空蔵菩薩に参拝して智恵を授かるように祈る伝統行事です
お参りした後は、渡月橋を渡り切るまでに振り向いてしまうと授かった智慧をなくしてしまうといわれていますよ
現在では、3/13から5/13まで、ご祈願を受け付けているそうです
4/11(土)-12(日) 嵯峨大念仏狂言:清凉寺
今年は、4月11日(土曜)・12日(日曜)に、嵯峨野の清凉寺では、嵯峨大念仏狂言が行われます
京都三大念仏狂言の一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されています
大念仏狂言は、演者も囃子も裏方もみんなプロではない奉仕の人たちで行われています
すべての役者が面をつける「仮面劇」で、セリフのない「無言劇」です
円覚上人が生き別れの母に会いたいと祈念して始めたといわれます
上演は、1日3回(13時30分、14時30分、15時30分)の予定です
無料で拝観できます
4/10(金)-12(日):方除大祭:城南宮
今年は4月10日(金曜)から12日(日曜)の3日間、伏見の鳥羽離宮にある城南宮では、方除大祭が行われます
城南宮は、平安京遷都にあたり、王城の南の守護神として創建された神社です
方位の災を除くご神徳に感謝して、さらなる加護を祈願されます
各日の10時40分頃からと、13時40分頃からは、拝殿で郷土芸能などが奉納され、甘酒の無料接待もあります 城南宮
4/10 桜花祭神幸祭:平野神社
毎年4月10日(金曜)には、北野天満宮の北西の北区平野にある平野神社では、桜花祭(おうかさい)が行われます
平野神社は桜の名所で、公家に伝来していた秘伝の珍しい桜が奉納されてきて、境内には、約50種、約400本の桜があります
早咲きのものは3月中旬に咲き始め、遅いものは4月中旬まで、約1ヶ月間も桜を見ることができ、「平野の夜桜」としても有名です
10時頃に祭事が行われ、11時頃に花山天皇陵を参詣し、12時頃から、騎馬や織姫達の神幸列が地域を巡行します 平野神社HP
4/5(日) 花まつり:鈴虫寺(華厳寺)
今年は4月5日(日曜)の9時頃から、西京区にある鈴虫寺(華厳寺)では、花まつりが行われます
華厳寺(けごんじ)は、一年中、鈴虫が鳴いているのを聞くことができ「鈴虫寺(すずむしでら)」といわれています
花まつりは、お釈迦さんの誕生日を祝う法要です
10時頃から、白象や稚児行列が行われ、参加された子供の無病息災が祈願されます
お釈迦さんに甘茶を掛けてお願いごとをします
甘茶もいただけます
4/5(日) 春季例大祭、お弓祭:敷地神社
今年は4月5日(日曜)の10時30分頃から、北区衣笠の金閣寺の南にある敷地神社では、春季例大祭、お弓祭が行われます
敷地神社には、木華咲耶姫尊(このはなさくやひめ)が祀られていて、お嫁入りをして一夜で懐妊して3人の子供を産んだことから、子授け・安産のご利益があるそうです
安産祈願のときに、わらの上にお供えものをして、そのわらを持ち帰ることから「わら天神さん」といわれています
お弓祭は、烏帽子(えぼし)をかぶったはかま姿の射手たちが、約20m先の直径約1mの大的にめがけ矢を放って、今年の豊作が祈願されます
12時30分頃からは、お神輿の渡御や稚児行列が行われる予定です
4/4 護王大祭:護王神社 和気清麻呂の命日
毎年4月4日(土曜)の11時頃から、京都御所の西にある護王神社では、最も大切な神事である護王大祭が行われます
護王神社は御所の守護神です
明治天皇によって定められたお祭で、祭神の和気清麻呂の命日に行われます
本殿前での祭事のあと、京都御所の建礼門前で「宇佐神託奏上ノ儀」が行われます
狛イノシシの石造もいっぱいあります
4/5(日)-19(日) 花供養:鞍馬寺
今年は4月5日(日曜)から19日(日曜)まで、京都北部の鞍馬山・鞍馬寺では、花供養が行われます
鞍馬山は、平安時代に活躍した牛若丸(源義経)が修行をしたところで、山全体が強いパワースポットになっています
尊天にお花を供養して、山や生命を宿す自然に感謝するお祭です
5日の11時頃から開闢法要
12日の11時頃から花会式 中日法要
19日の10時頃から結願法要が行われます
謡曲「鞍馬天狗」にも登場する「雲珠桜(うずさくら)」がキレイに咲いているかもしれません
「うず」は、馬の鞍につける宝珠の形をした飾りのことです
鞍馬山に咲くいろいろな桜の総称として「うずさくら」といわれています
4/3(金) 青龍会:清水寺
毎年4月3日(金曜)14時頃から、清水寺では、青龍会が行われます
清水寺の音羽の滝には、観音さんの化身である龍が、夜ごとに飛来してきて、水を飲むといわれています
奥の院の南廊下の祠に祀られている夜叉神(やしゃじん)が、この青龍の地と御本尊を守っているといわれています
青龍会では、法螺貝を吹き先布令を行う転法衆を先頭に、行道を指揮する会奉行、観音加持を行う夜叉神と四天王が龍の前後を守護して、十六善神の神々が続く大群会行の行道が練り歩きます
4/2 松尾大社例祭:松尾大社
毎年4月2日(木曜)10時頃から、嵐山の南部にある松尾大社では、最も大切な神事である例祭が行われます
四条通の東の突き当りには八坂神社がありますが、四条通の西の突き当りにあるのが松尾大社です
祀られているのはお酒の神さん
娘の木花咲耶姫が、天孫の邇邇芸命の子供を生んだときに大喜びをしてお酒を造って、天地の神々に振る舞ったのが最初のお酒なんだそうです
境内の霊泉の「亀の井」の水を醸造の時に混ぜると酒が腐らないといわれています
祭事のあとには、茂山社中(茂山千五郎家)の狂言、金剛流社中の謡曲が奉納されます
4/1(水)-16(木) 都をどり:祇園甲部歌舞練場:井上流
今年2020年の開催は、10月頃に延期されています
毎年4月1日(水曜)から16日(木曜)の予定が、10月頃に延期。京都五花街の一つの祇園甲部では、都をどりが行われます
都をどりは、祇園甲部の舞妓さんや芸妓さんのが出演する舞踊公演です
「よーいやさぁー」の掛け声とともに春の到来が告げられます
4/1(水)-4/14 (火) 観桜茶会:平安神宮
今年は4月1日(水曜)から4月14日(火曜)まで、岡崎の平安神宮では、観桜茶会が行われます
平安神宮は、平安遷都千百年紀念祭の記念事業として、平安京へ遷都をした桓武天皇を祀り、京都市民の総社として創建されました
社殿は、平安京の政庁の中心である大内裏の朝堂院(ちょうどういん)を8分の5に復元縮小して建立されたものです
神苑の紅枝垂れ桜は、谷崎潤一郎の小説『細雪』にも、洛中の最も見事な花として「紅の雲」として登場してします
9時頃から16時まで、西神苑の茶室「澄神亭(ちょうしんてい)」でお茶席が開催されます
3/29 (日) はねず踊りと観梅:隨心院
今年2020年は、はねず踊りは中止になっておりますが、梅園の公開は通常通り行われています
今年は3月29日(日曜)9時頃から、山科区の小野にある隨心院では、はねず踊りと観梅が行われます
昔むかし、深草少将がこの地に住んでいた小野小町を慕い、百夜通いの悲願を込めて通い続けのですが、99日目の大雪の夜に尽き果ててしまいました
その後、小野小町は、毎年はねず(薄紅色)の梅が咲くころ里の子供たちと日々を過ごしたといわれます
はねず衣装の小野小町と菅笠の深草少将にふんした少女達の童唄と踊りが行われますよ
はねず踊りは、11時頃から3~4回行われます
4/5 (日) 春の特別公開:霊鑑寺
今年は4月5日(日曜)まで、左京区の鹿ヶ谷にある霊鑑寺では、春の特別公開が行われています
普段は非公開のお寺さんです
霊鑑寺(れいかんじ)は、代々天皇さんの皇女が入寺されたことから「谷の御所」と称されている尼門跡寺院です
後水尾天皇が椿(ツバキ)を好まれたことから、広い庭内には30種以上の名椿が植えられていて「椿の寺」ともいわれています
樹齢400年の日光椿や散椿、白牡丹椿、舞鶴椿などが色とりどりに咲きますよ
書院は狩野派の「四季花鳥図」など華麗な障壁画で飾られています
3/25 (水) 五穀豊穣祈願祭:吉祥院天満宮
毎年3月25日(水曜)朝の6時頃から午前中に、西大路十条西入ルの吉祥院天満宮で、五穀豊穣祈願祭が行われます
吉祥院天満宮は、菅原道真の誕生の地で、菅原道真が亡くなってから31年目にして最初に創建された最初の天満宮です
菅原道真の1ヶ月遅れの命日の日に、御供物を奉納し、五穀豊穣が祈願されます
盛り上げた白蒸(しらむし)に梅花(造花)などを刺し立て、切り揃えた大根や人参などで飾られています
紅白に色づけされた菜の花の造り物を白蒸(白いおこわご飯)に刺した珍しいお供え物です
以下、京都行事の詳細は随時更新
4/5日間 春季一般公開:京都御所
4/中酉の日 中酉祭:梅宮大社
4/第1土-第3日曜 京おどり:宮川町歌舞練場:若柳流
4/15 京都中央市場春祭
市比賣神社
4/17 例大祭:御香宮神社
4/19 祈願絵馬焼納式:北野天満宮
4/20 開山降誕会:建仁寺
四頭茶会